日銀は6月19日、4月の金融政策決定会合の議事要旨を公表しました。議事要旨によると、複数の政策委員が円安進行による物価上昇懸念を指摘し、追加利上げの可能性に言及しました。
日銀は、賃金と物価の動向を注視しており、物価上昇が続けば「金融政策正常化のペース加速もあり得る」との声もありました。一方で、急激な政策変更を避けるため、緩やかな利上げを主張する委員もいました。
4月の会合では、現行の金融政策を維持することが決定されましたが、今後の経済・物価情勢や為替動向次第では、追加利上げを含む政策修正の可能性も示唆されています。
円安の影響で、悪い影響が出ていると感じている方が85%をこえている状況。今後の経済状況がどうなるか、慎重に見ていきたいですね。