【お小遣いが減少・・・】

経済

明治安田生命が、20代から70代の既婚の男女1620人に行った調査で、9割以上(94.1%)の人が物価高の影響を実感していることがわかりました。

家計調査:物価高で夫婦のお小遣い3年ぶり減少、貯蓄も減少
調査概要
調査対象:20代~70代の既婚男女1620人
調査期間:2024年3月

調査結果
物価高実感: 9割超 cf(94.1%)の人が物価高の影響を実感
最も感じる費用: 食料品(73%)
平均貯蓄額: 1303万円(去年より175万円減少)
貯蓄減少理由: 収入が物価高に追いつかず、貯蓄を切り崩している可能性
貯蓄割合: 銀行預金(71.6%)、投資(21.6%)
お小遣い: 夫3万3039円(去年より2513円減、3年ぶり減少)、妻2万2298円(去年より1235円減、5年ぶり減少)

詳細
調査によると、9割超の人が物価高の影響を実感しており、特に食料品価格上昇の影響が大きいことがわかりました。一方、平均貯蓄額は1303万円と依然高水準ですが、去年より減少に転じており、収入が物価高に追いつかず、貯蓄を切り崩している人が多い可能性が指摘されています。
お小遣いも夫婦ともに減少しており、家計全体で節約を余儀なくされている状況が伺えます。

今後の見通し
物価高の影響は今後も続く見込みであり、家計への負担はさらに増していく可能性があります。一方、貯蓄率は依然高水準であり、家計の安全性を支える基盤となっています。今後は、収入増加と支出削減の両面から家計の立て直しに取り組むことが重要となるでしょう。